ビタミンのお話。 効果知らなくて効果(こうか)い??笑 レシピ付き
こんにちは、今回も薬学生の筆者が記事を書いていきますよ!
タイトルはギャグ線低すぎて痛いですね笑
毎回だらだら長くなくすぐ読み終えられるよう書いていますので目を通していただけたらなと思っております。
今回もしっかり見ていきましょう!!!
1)ビタミンって何なのか実は知らないですよね?
やはりビタミンといえば体にいいやつ、フルーツに入っているやつという認識ぐらいしか実は無いんじゃないですか?あなた!
少しビタミンに詳しくなってご家族の食事などをよい一層気遣えるようになってみませんか?
はい、ということでまずはそもそもビタミンとは何なのかから見ていきましょう!
ざっくり実のビタミンのことをいってしまえば
"微量であるが、生体に必須な有機化合物で、体内で合成できないか、できても必要量が満たされないので、外部より摂取しなければならないもの!”なのです。
しかも私たちはそれを”微量”必要としているわけなんです
たとえば、ビタミンB1なんかは一日の標準摂取量はたったの1.5mgですし
ビタミンDは10μg(μ←マイクロと読むのですが10のマイナス6乗です、m←ミリが10のマイナス3乗なのでかなり少量ということを理解していただければと思います)なんです。
2)何でビタミンは体に効くの?
ビタミンは溶解性により水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンに分類されます。
水溶性ビタミンは水の多い細胞内の環境に存在しその多くが補酵素として必要なのです
補酵素とは酵素を補助する大切な有機分子なのです。多くの酵素は構造の一部としてこのような酵素を補助するものが必要であり、これらが無いと酵素が活性化せずに働かなくなってしいます。
非常に大切なんですよね。
また、脂溶性ビタミンは体内の脂肪組織に貯蔵されます。
実はこれらにおいては、欠乏による臨床上の影響ははっきりしているのですが、これらが作用する分子機構については水溶性ビタミンほど明瞭になっていないのです。
たとえばビタミンDなんかは脂溶性ビタミンにあたるのですが、これが欠乏して起こる骨の障害などはあなたも一度は耳にしたことがあるのでは?
3)ビタミン実用編
今回は特にビタミンの中でも必要摂取量が多いビタミンについて書いていきたいと
思います。
ビタミンC
水溶性ビタミンで一日の標準摂取量は60mgです。
柑橘類、ブロッコリー、緑色野菜に含まれます。
欠乏した場合上皮や粘膜の損傷、壊血病を引き起こします。
以下は壊血病についてです。
脱力や体重減少、鈍痛に加え、次のような症状が見られる。
ただし、これらの症状は3–12か月に及ぶ長期・高度のビタミンC欠乏でないと生じない
from 壊血病 - Wikipedia
過剰摂取により腎結石が引きおこされます。
腎臓、尿管、膀胱、尿道にできやすく中年男性に多い。腎臓結石と尿管結石を「上部尿路結石」、膀胱結石と前立腺結石を「下部尿路結石」といい、日本人の場合上部尿路結石が大半を占める。男女比では2.4対1で男性に多く、日本人の生涯罹患率は15%程度である。男性の好発期は40歳代、女性は閉経後に多く発症し50-70歳代が多くなる[2]。
しばしば激痛の発作を伴い、結石の疝痛は「痛みの王様(king of pain)」といわれるくらいに激烈である場合が多い。腰周辺やわき腹、背中側あたりに感じられ、倒れこんだり、まれに失神する患者がいるほどの痛みである。しかし尿管結石の約3割は痛みを伴わない[3]。 結石は多くの人でしばしばできているものではあるが、できた結石の大きさが尿管よりも小さい場合は自然に尿管内を移動して排尿とともに排出され、痛みも発生せず、本人は何ら問題を感じていない。しかし、結石の大きさが尿管と同等もしくはそれより大きい場合、尿管を塞いでしまい、腎臓で尿が作られるにつれ腎臓から結石の位置までの圧力が高まってゆき激痛が発生する。この状態でCT撮影を行うと、ほとんどの場合、腎臓の肥大が起きている
from尿路結石 - Wikipedia
ビタミンCをとるためのおいしいレシピをクックパットより
ビタミンE
脂溶性ビタミンで肉、野菜、牛乳に含まれます。
1日の標準摂取量は10mgです。欠乏により貧血等が発生します。
過剰摂取による障害は報告されていないようです。
クックパットより牛乳を使ったレシピです
尚今回は特に摂取量が多いビタミンを取り上げましたが、他の記事でビタミン別効能やレシピを一緒にしたものを書いていこうと思いますので、ご期待を。
ではまた…